「何故、この活動をするのか?」 生教育助産師グループOHANA(オハナ) 一宮市市民支援活動の投票をお願いする日々が、 続いておりますが 知り合いのお母さま方が 快くご協力くださることに 本当に有難い思いです。 ありがとうございます。 この活動、なぜするのか? それを、皆さんにご理解いただくために どう伝えたら良いのか? ここ数日改めて自分でも色々考えていました。 全国でも随分多くの助産師さんたちが 現在このような活動をされています。 正直、とてもやりがいはありますが 楽ではありません。 仲間の助産師・ママスタッフにも 本業の仕事をわざわざ休んでもらい 土日だと家族に協力してもらって 参加してくれています。 お金の話しもあまりするべきではないですが 教材費や機材費用を合わせたら もう自己負担の金額も大きな額になりました。 機材も車に乗せて色々運搬するので 破損もします。教材も更新が必要です。 そんなこんなで、 やはり活動を続けるには、ど うしても活動費が必要です。 私達も育児真っ只中。 生活との両立の中で 自分たちが補える額にも限度はあります。 じゃ、この活動には無理があるから 辞めたらどうか? そんな意見もあるかもしれません。 でも、なんで続けたいのか? それは、やっぱり 沢山の命の姿を助産師として見てきたからです。 望む妊娠 望まない妊娠。 無事な妊娠・出産 無事ではなかった妊娠・出産 流産を経験された女性の悲しみ 中絶をする女性が受ける手術の辛さ。 身体的、精神的後遺症の深さ そして、その手術に立ち会う医療者側の 表面化しない葛藤の思い 不妊症という問題 生まれたくても生まれなかった命 生まれたけれど、多くの困難のある命 スタッフ一丸となって救えた命 救えなかった命 そんな命とともに見てきた 母たちや家族の希望の涙 悲しみの涙 喜びの涙 怒りの涙 育児の喜び 苦労 少子化であるのに 増え続ける虐待、いじめ 子どもの自殺 周囲が気が付いた時や 病院のドアをたたいて 受診する時では遅いことがいっぱいあります。 じゃあ、いつ? 子どもの時から、知っていてほしい 「命」の事、大事にして欲しいこと。 そのことを 真剣に私たちは伝えています。 保護者の方にも伝えています。 どれだけ、皆さんの心に残るかは分からないですが、 何か、迷ったときの一滴に なってほしい。 それだけなのかもしれないです。 全国で同じように活動している 助産師のほとんどが同じような思いではないでしょうか? 正直、投票をお願いする 活動は不慣れなので苦手です。 でも、学校では教えてもらえない 大切なことを 私達は自分たちの言葉で伝え続けたい。 たくさんの命が私たちに見せてくれた 教えてくれた そのメッセージを代弁するような気持で がんばっていきたい、そんな思いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
by ohana5midwife
| 2016-01-23 16:03
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